総量規制とは?例外のおすすめカードローンもご紹介!

総量規制

お金を借りる際に色々サイト等を調べると、この総量規制という言葉が頻繁に出て来ます。

何か新しい四字熟語かな?と思うくらい文字を見ただけではその意味は分かりませんが、お金を借りる場合に深く関わってくる「法律」です。

今回はこの総量規制とは何なのか?を詳しく解説していきます。

総量規制とは

「総量規制」とは2010年に賃金業法で定められた法律の事です。

内容はどういうものかと言うと、借金の総額が年収の3分の1でなければならないという法律です。

借金の総額ですので、例えば年収が300万円の人が、A社から借金が80万円あった場合、B社からは3分の1の100万円以内に収まるように20万円までしか借りる事が出来ません。

どうしてこのような法律が出来たかと言うと、総量規制が定められる前は借入件数が5件以上の「多重債務者」が全国に230万人以上いて、借金を理由に自殺する人が年間7,800人にものぼるという事態に陥りました。

このような事態を抑制する為に2010年に賃金業法が抜本的に改正され、総量規制が定められる経緯となりました。

要するに「お金の借り過ぎに苦しむ人を減らそう」という国の政策です。

年収に含まれるもの

では年収の3分の1といっても「年収」とは具体的にどのようなものを指すのでしょうか?
主に以下の4つが「年収」として含まれます。

①給与所得

まずサラリーマンや公務員、パートやアルバイトなど勤労者が受け取る報酬である給与所得が年収として計算されます。

これは社会保険料や各種手当などを含めた「総支給額」で計算されます。

手取り金額でなく、控除前の額面の事です。

②年金

年金は大きく分けて

  • 公的年金(国民年金・厚生年金・旧共済年金)
  • 私的年金(公的年金以外の年金)

の2種類に分けられます。

賃金業法ではどちらも同じ年金として年収に含まれます。

③不動産の賃貸収入

不動産業者以外で、個人が不動産収益を得ている場合も年収として計算されます。

家や土地の賃料以外にも、礼金・更新料・共益費なども賃貸収入に含まれます。

④個人事業の事業所得

もし個人事業主だった場合、その事業で得られた所得は年収としてみなされます。

法人経営の場合ですと、役員報酬が年収になりますが、個人事業の場合は事業によって得られた額から必要経費を除いた「事業所得」が年収となります。

年収に含まれないもの

それでは逆に賃金業法での「年収」に含まれないものはどのようなモノがあるのでしょうか?

次のような収入は年収には含まれません。

  • 宝くじなどによる当選金
  • ギャンブルによる収入
  • 保険金による収入
  • 投資による収入(利子や配当による収入)
  • 退職金など退職時の一時的な収入
  • 土地・建物・株式・宝石・骨とう・権利など資産の譲渡により得た収入

年収を証明する書類

金融機関で融資を申し込む場合、大抵の場合は年収は自己申告となります。

ただし、

1つの賃金業者からの借り入れが50万円を越える場合
借入希望額と他社からの借入額の総額が100万円を越える場合

これらの場合は「収入証明書」の提出を求められます。

こちらも総量規制で提出が義務付けられています。

でも実際に役所で「収入証明書を下さい」と言ってもそのような証明書はありません。

収入証明書とは具体的に次のような書類を指します。

  • 源泉徴収票
  • 支払調書
  • 給与の支払明細書(直近の2ヶ月分以上)
  • 確定申告書
  • 青色申告決算書
  • 収支内訳書
  • 納税通知書
  • 納税証明書
  • 所得証明書
  • 年金証書
  • 年金通知書

これらのいずれかをコピーやスキャン、携帯のカメラなどで撮影して業者に提出する事になります。

総量規制の例外

さて、総量規制は「賃金業法」で定められていると前途しましたが、その対象は「賃金業者」となっています。

賃金業者とは主に

  • 消費者金融
  • 事業者金融
  • クレジットカード会社
  • リース会社
  • 信販会社

などを指します。

逆にこれらの事業者以外は総量規制の対象外となります。

総量規制の対象外となる主な事業者は

  • 銀行
  • 信用金庫
  • 信用組合
  • 労働金庫
  • 農協
  • 漁協
  • 保険会社
  • 証券金融会社
  • 質屋

などです。

例えば銀行のカードローンなんかは「総量規制の対象外です」と謳って宣伝している所も多いですね。

但し、最近では大手メガバンクなどは自主的に総量規制を守っている所もあるようです。

総量規制の対象外となる借入

賃金業者からの借り入れでも、総量規制の対象外になるローンがあります。

①住宅ローン

家や土地などの不動産購入、リフォーム資金の為に組んだローンは総量規制から除外されます。

また、土地購入費・着工金・中間金の支払いの為のつなぎ融資も総量規制の対象外です。

②自動車ローン

自動車ローンも総量規制の対象外となります。

これは自動車自体を担保としてとらえる事が出来るので、送料規制の対象にはなりません。

③担保があるローン

自動車ローンと同様に、担保があるローンは総量規制の対象外です。

例えば株券や国債、社債などを担保にした有価証券担保貸し付けや、不動産を担保にした貸付は総量規制の対象外となります。

④高額治療費の借入

本人や生計を共にする親族の医療費や療養費のために賃金業者から借入を行った場合、それらの金額は総量規制の対象外となります。

しかし、全部が対象外となる訳でなく、高額医療費制度で定められている自己負担限度額を超過した部分のみが総量規制の対象外となります。

⑤不動産の売却で返済できるもの

売却を予定している家や土地がある場合、それを売ったお金で返済出来る範囲内の借入であれば総量規制の対象からは除外されます。

⑥その他

その他、下記も全て総量規制の対象外となります。

  • 金融商品取引業者が行う500万円超の貸付け
  • 手形(融通手形を除く)の割引
  • 貸金業者を債権者とする金銭貸借契約の媒介

総量規制対象外のおすすめカードローン

前途した通り、銀行系のカードローンであれば総量規制の対象外となります。

ここではオススメの総量規制対象外のカードローンをご紹介したいと思います。

①みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンでお金を借りる方法!審査・金利・申込の流れを徹底解説!

2018.08.16

みずほ銀行カードローンはみずほ銀行が直接取り扱う金融商品です。

特徴としては低金利で、専業主婦でも申込が可能。

みずほ銀行のATMは時間外手数料も0円で、コンビニATMでも月4回までなら手数料無料で利用出来ます。

ただし、キャッシング利用にはみずほ銀行の口座が必須で、口座を持っていない場合は借入までに日数がかかってしまいます。

申込資格 満20~66歳
職業 安定した収入がある人(正社員、派遣社員、契約社員、パート、アルバイト、自営業、専業主婦)
借入可能額 800万円
金利 2.0~14.0%

②三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローンの審査・金利・返済方法まとめ!

2018.08.16

三井住友銀行カードローンはこちらもメガバンクの三井住友銀行が直接取り扱う金融商品です。

大手ならではの低金利と、三井住友銀行ATMの時間外手数料が無料なのが特徴。

また、申し込み時に三井住友銀行の口座が無くてもOKですので、その分ハードルが下がります。

申込資格 満20~69歳
職業 正社員、派遣社員、契約社員、パート、アルバイト、自営業(安定した収入がることが条件
借入可能額 800万円
金利 4.0~14.5%

③イオン銀行カードローン

イオン銀行カードローンの審査・金利・返済方法まとめ!

2018.08.16

イオン銀行カードローンは大手ショッピングモール「イオン」のグループ会社である「イオン銀行」が取り扱う金融商品です。

イオン銀行カードローンBIGという名前のカードローンで発売されています。

特徴は申し込みや利用がインターネットバンキングで行う事ができ、煩わしさもありません。

金利も安く、返済方法も多いので利便性の高いカードローンです。

申込資格 満20~65歳
職業 ・日本国内に居住(※2)
・契約時年齢が満20歳以上満65歳未満
・イオン銀行に普通預金口座がある
・本人または配偶者に安定継続した収入が見込める
借入可能額 800万円
金利 3.8%~13.8%

総量規制を超えた場合どうなるの?

総量規制は立派な法律です。

では総量規制をオーバーして融資が行われた場合はどうなるのでしょうか?

借主と貸主に分けてご説明します。

借主は罰則なし

もし賃金業者から年収の3分の1を越える金額を越えても、借主が何らかの行政処分を受けたり罰則を受ける事はありません。

ただし、当たり前ですが、総量規制を越えている間は新たな借り入れは出来ません。

キャッシングだけではなく、リースも出来なくなるので注意しましょう。

貸主は罰則がある

賃金業者が総量規制を越えると分かって融資した場合、一定期間営業停止処分などの行政処分が下されます。

また、悪質なケースや繰り返し違反する場合は「登録取り消し処分」となる場合もあります。

ですので、まともな貸金業者が故意に総量規制を違反する事はまずありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

一概に総量規制といっても対象外となるケースもある事が分かりました。

もし総量規制に引っ掛かって新たな借り入れが出来ないと思っている人でも、今回ご紹介したオススメの銀行カードローンで新たな借り入れが出来る可能性があります。